「残されている油絵」管理番号［９１～１００］

似たような構図で1997年9月号ARTPOLITANに掲載された「風をきく」という同じ号数の作品があります。

よく似た構図で1991年第4回アートマインド大賞展で大賞を受賞した「風を聞く」という作品があります。

作品名の「（月と女と）」の部分は後で付け加えたようです。

画面の暗さと作品名の「平和」をどのように結び付けるのか？
雨が降り始める前だからなのでしょうか？

作品名は「森からの風（蝶の舞う）」から自然賛歌のシリーズに変更されています。

自然賛歌のシリーズにした方が売り易かったのかもしれません。

本品と次の管理番号100の裏面は木枠は古いものにキャンバス裏地が白く塗られています。
塗るにしてもどのように塗ったのか？は不明です。

なお管理番号99の木枠には売値が貼られているので、そのような仕様が決められた展示会に出品した作品かもしれません。