2015国勢調査TopoJSON For PowerBI 東京都23区データのご紹介

2019年6月8日からSTORES.jpで城西、城東、城南、城北、都心6区のTopoJSONデータの販売を開始しました。
このデータはPowerBIのカスタムマップで使用することを目的にしていますが、Webサイトで地図情報を表示されるためにも使う事は可能です。

PowerBIにつきましては、まだ本サイトで何もご説明できていませんが、取り急ぎデータの内容についてご紹介いたしたく存じます。

お詫び

設定の誤りにより2020/7月よりサイト内のダウンロード機能が無効になっていおりました。気が付くのが遅くなり誠に申し訳ございません。修正をいたしましたので、よろしくお願いを申し上げます。

e-Sataの2015年国勢調査の境界データ

e-Statという「政府統計の総合窓口」サイトが2008年から本運用されています。
このサイトは政府が、「国民にとって便利で使いやすい統計データの提供や各府省の統計情報システムの集約を図る」ことを目的に取り組む「統計調査等業務の業務システム最適化」プロジェクトの一環で、主体は総務省統計局になります。

なおこのサイトで公開されている情報は利用規約に従えば、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等と商用利用が可能です。

「国勢調査TopoJSON For PowerBI」で使用しているのは、上記サイトの「境界データ」になります。

「境界データ」は小地域（町丁・字等別）、3次メッシュ（1kmメッシュ：基準地域メッシュ）、4次メッシュ（500mメッシュ：２分の1地域メッシュ）、5次メッシュ（250mメッシュ：４分の1地域メッシュ）の4つの形状で提供されていますが、その中の「小地域（町丁・字等別）」のデータを使用しています。

また、国勢調査は2000年から５年おきのデータが提供されていますが、一番新しい2015年を使用しています。
2015年というとかなり時間が経過しているように感じられるかもとれませんが、データは2018年に更新されているものもあり、いまだに見直しがされている状況です。
従いまして、2015年以前の過去の境界データにつきましては当サイトでは取り扱い致しませんのでご了承ください。

さらにデータの形式としては、下記の5種類が用意されていますが、一番最初の「世界測地系緯度経度・Shapefile」を使用しています。

• 世界測地系緯度経度・Shapefile
• 世界測地系緯度経度・KML
• 世界測地系緯度経度・GML
• 世界測地系平面直角座標系・Shapefile
• 世界測地系平面直角座標系・GML

なお地域メッシュのデータは３次、4次、5次ともに第１次地域区画(約80km四方)の大きな単位で提供されていますので、境界データとしてはe-Sataのデータを使用するのではなく、「小地域（町丁・字等別）」の境界データをもとにGISツールソフトMANDARA10で生成したものを当サイトでは提供しています。
地域メッシュの作成方法は昭和48年行政管理庁告示第143号）により定められた方法に従い作られますので、どちらを使用してもメッシュ境界データとしては同じ内容になります。
ただし、境界の境目に関して当該地域のメッシュとして含める、含めないの判断は微妙な線引きになる認識です。
この判断はツール(MANDARA10に依存していますので、あらかじめご了承ください。

提供されているシェープファイルはつぎの4つのデータファイルから構成されています。

• .shp ：シェープ規格のデータで図形情報が格納されています。
• .shx ：シェープインデックス規格のデータで図形情報と属性情報の紐づけに関係する位置インデックスが含まれています。
• .dbf ：属性規格のデータで属性情報が含まれています。
• .prj ：投影規格のデータで「世界測地系緯度経度・Shapefile」では中身は同じに設定されています。

このシェープファイルを加工して、最終的にTopoJSON形式のファイルに変換するツールとしては、mapshaperを使用しています。
なおmapshaperにつきましては、MIcrosoftの「Power BI Desktop での図形マップ (プレビュー)」の中でもオンラインツールとして紹介されています。

47都道府県の地域情報

境界データは４７都道府県ごとに提供されていますが、当サイトでは政令指定都市の「区」と「特別区(東京都区部)」及び中核市を中心に境界データを作成して参ります。

なお「区」につきましては東京都以外では下記の市の行政区を順次作成して参ります。

• 札幌市
• 仙台市
• さいたま市
• 千葉市
• 横浜市
• 川崎市
• 相模原市
• 新潟市
• 静岡市
• 浜松市
• 名古屋市
• 京都市
• 大阪市
• 堺市
• 神戸市
• 岡山市
• 広島市
• 北九州市
• 福岡市
• 熊本市

なおデータを作成する際には、個々の区のデータを境界データのサイズ感を見ながらいくつかの区をまとめた形でご提供することを基本としています。
ただし、個々の区の境界データにつきましても合わせてダウンロードファイルに含めています。

ちなみに、個々の区のデータであれば、s-Statの情報のままTopoJSON形式に変更してもTopoJSONデータの中に属性情報が含まれてしまい少しファイルサイズは大きくなりますがPowerBIで使用する事は可能です。
この加工の仕方につきましては、本サイトにてご紹介する予定です。

東京都２３区データ

今回ご提供されせいただきました城西、城東、城南、城北、都心６区と千代田区のデータですが、まずは千代田区のデータ(無償)をお使いいただき、データの中身をご確認いただければ幸いです。

使用条件

・小地域のjsonデータをインターネットで公開する形での使用はできません。(無償でダウンロードできてしまうため必ずお守りいただけますようお願い申し上げます)
・jsonデータを参照するだけの方はライセンスは不要です。jsonファイルを使用して情報を加工される場合は作業される人数分のライセンスが必要です。
・第三者に譲渡・貸与・配布・販売はしないようお願いします。
※なおe-Statのデータそのものにつきましては弊社では対応することができませんので予めご了承ください。

出典URL
PowerBI https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/
e-Stat https://www.e-stat.go.jp/gis
MANDARA10 http://ktgis.net/mandara/
mapshaper https://mapshaper.org/

東京都千代田区

東京都城西

新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区の図形情報と属性情報を合体しています。

東京都城東

中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区の図形情報と属性情報を合体しています。

東京都城南

港区、品川区、目黒区、大田区の図形情報と属性情報を合体しています。

東京都城北

文京区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区の図形情報と属性情報を合体しています。

東京都都心6区

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区の図形情報と属性情報を合体しています。

最後に

まだいろいろとご説明できていない段階でのお知らせとなり、誠に恐縮です。

この後、PowerBIでの使用方法について掲載をいたしますので、今しばらくお時間をいただければ幸いです。
【追記】(2019/6/20)
使用方法につきましては、一通りの掲載が完了しました。
「メニューのコンテンツ→国勢調査JSON For PowerBI→ TopoJSON For PowerBIの使い方」をご参照いただければ幸いです。 //

最後まで、ご一読いただきありがとうございました。