書式作成に要した人日
デジタルコンテンツを販売するにあたり、コンテンツの価格設定の仕方を記しておきたいと存じます。
ここでの「人日」の定義としては、「労働時間を1日8時間とした時に、人ひとりが1日に生産することができる仕事量」になります。
従いまして、次のような内容を含むコンテンツは人日が多くなります。
- 複雑な数式を作る必要がある。
- 沢山の種類の数式を使っている。
- 書式を作るにあたりテーマの確認のために時間を要している。
- 全体の書式の大きさが大きく、そのために設定する数式の数が多い。
ただし、毎日工数管理表をつけて作業をしている訳ではないので、時間の計測方法はある意味「感覚的なもの」になります。
現段階で工数間表を付けていないのは、「そこに注力するよりも、他にやらなければならない事が沢山ある状況」のためですが、ただし、ひと段落した後からは、明瞭性のためにも工数管理表を付けて行きたく存じます。
ちなみに時間単価ですが、6,250円(2019/3/25日現在)といたしております。
話はそれますが、先日ある大手家電メーカーに自宅にある製品の修理を依頼したところ、出張料2,500円、技術料6,800円、後は部品代という費用内訳でした。
時間的には1時間ぐらいで終わった修理だったので、大手というところは除いてあまり「弊社と変わらない金額感」だと感じました。
償却期間は3年で考える
株式会社であるため、会社法や税法に順守する必要があります。
弊社のような条件付き書式のコンテンツも無形固定資産の扱いになる認識です。
となりますと、それを「どのような販売計画とするか?」が問題になりますが、夢物語にはなりますが、1年目100、2年目300、3年目600の3年間の合計で1,000ライセンスの販売予測としてみます。
もっとも多く売れると想定した方が、販売価格は下がることになりますので、指導を受けるかもしれませんがここは強気で行くしかありません。
弊社のようなデジタルコンテンツの作成に必要なのは人件費とそれ以外の会社運営費になり、販売のための記事を書いたりする作業は費用処理になりますので、特に利益を載せる必要もなく、ほぼほぼこれで基礎となる価格が求められることになります。
戦略的に価格を調整する
それ程大した戦略は持ち合わせていませんが、次のような点は考慮したいと考えています。
- なるべく多くの皆様にご利用いただきたいもの
- 汎用性のあるもの(他の商品でも使用できるもの)
- 特別な意図をもつもの
「特別な意図」が何か明らかにしないとすべてが戦略的な価格になってしまいますが、「記念的なもの」を想定しています。
ただし、弊社で使用しているSTORES.jpでは最低価格が100円で設定されていますので、100円未満に下げることはできません。この点はお含みいただければ幸いです。
まとめとして
このような価格設定の仕方で生活費を捻出するためには、毎年かなりの数のコンテンツを作り続けなければならないことになります。
さすがにエクセル(XLSXファイル)のコンテンツだけでは達成することは難しいので、現在販売を想定している地図情報も含めて対応して行く所存です。
ただいきなり数を増やせるものでもないので、目標としては1年間で60コンテンツを目指したいと思います。
これは結構頑張るしかない数字ではありますが…
最後までご一読いただきありがとうございました。