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なぜ株式会社なのか?

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会社設立の背景

  昨年(2018年)12月まで東証一部上場企業に30年強在職していましたが、60歳の誕生日を迎える前日で会社の規定により定年退職することにしました。(前職の前に一度30歳手前で東証一部上場企業から転職を経験しています。前々職では営業でした。)
 前職の会社では60歳以降は1年更新の業務委託で引き続き63歳の誕生日になるまで仕事を続けることは会社が必要と認めれば可能ではありましたが、(世間一般として同じような制度を採っている会社は多いことと存じます)

  • 有期雇用であること
  • 業務委託では額面でこれまでの給与の三分の一ぐらいになること
  • 30年強IT全般に従事し、ある程度知見があり何かのお役に立ちたいという思い

などの要因から、有期ではない仕事を求めて 昨年12月18日に株式会社ネバーエンドワークスを起業しました。

  前職の社歴はほぼほぼ平成の時代と重なっており、この間に ITの世界はドックイヤー/ラットイヤーでの変遷がなされてきました。
 例えば、モバイルではポケベルからPHS、ガラケー、スマホに移り変わり、パソコンOSはDOSからwindows3.0・3.1→win95・OS/2→…→win10に、業務コンピュータも大型汎用機・メインフレームからUNIX、Linux/windows Serverに、ネットワークOSもIBM SNAから、NetBIOS、LAN Manager/NetWare、TCP/IPに、文書作成や表計算ソフトもワープロ・マルチプランからOffice1.0→Office95→…→Office2019に、ITILも現在ではV5が発表されているし、内部統制や情報セキュリティへの対応に日々追われ、物理サーバから仮想サーバ、データセンターからクラウドに、などなど色々なものが推移してきました。

会社の目的

  人生100年時代と言われる中で、そうは言っても60歳を過ぎてあまりリスクのある事はやり難く、今からジェフ・ベゾスやラリーペイジジャック・ドーシーや前澤友作を目指すのは現実的ではありません。
 まずは主にデジタルコンテンツを提供することを目的に致します。
 具体的には、下記の品目となりますがマンパワーに限りがありますので徐々に提供を広げてゆきたいと思います。
 なお初回のコンテンツ提供は今月(2019年2月)中を目指します。

  • Excel(マクロなし/あり)での業務向け書式やアドオンソフト
  • マイクロソフトPower BI向けの地図データ
  • プラスα(母親が残した絵画類の販売)

株式会社にした理由

   当初は、前職の会社の規定として一度会社を離れた人間に仕事を委託する場合、個人事業主ではなく株式会社でくてはならないと決められていたことよります。
 ただし一度会社を離れると会社が遠く感じますし、少し突き放した言い方にはなりますが、やはり残った人達で対応していただくことで享受できる知見がありますし、同じお金を使うのであればその会社に帰属する新人や中途採用での人材育成を優先させるべきであると考えます。
 となりますと、残る株式会社にした理由としては、 税制上の観点を除くと下記になります。

  •  今後のことは予測できないところがあり、後から法人成りをするよりも最初から覚悟を決めて法人格という新しい人格を世の中に創出する。

企業理念

  個人事業主として利益追求のために事業展開をするのではなく会社として存在するためには何かしらの目的があるべきであると考えます。
 また、下記のような点を踏まえて考える必要があります。

  • 永遠の仕事を求めるというキャッチコピーは取り組み方の姿勢を表しています。
  • 一人社長の会社なので会社の目的が求心力として働くわけではありません。
  • 事業への思いを表す抽象的な表現にするのが一般的だと思います。

 そこで次のような言葉を採用することに致します。

  • 「誠実で、正しく、機知に富み、お客様に喜ばれるであろうコンテンツを末永く提供して参ります。」

以上、今後ともご厚情ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

会社概要

社 名株式会社ネバーエンドワークス
代 表∞ワークスKen
代表者
創 業2018年12月18日
決算月6月
郵便番号〒106-0045
所在地麻布十番
資本金1,000,000円
事業内容①コンピュータシステム、ソフトウェアの企画、開発及び販売並びにこれらの受託
及びコンサルティング
②インターネットにおけるアフィリエイト業務及び代理店業務
③絵画、美術工芸品、インテリア製品等の販売

なぜ会社の所在地を麻布十番にしたのか?

会社の所在地といっても、バーチャルオフィスでの話になります。従って言い方が大げさで恐縮です。

若かりし頃、端的には中学生から高校生の頃に、港区にある男子校に通学をしていたという経験があるからです。
年代的には1970年代になりますが、当時は六本木の周辺はそれなりに賑わいがありましたが、西麻布や麻布十番はいまのようにお店が多くあるわけではありませんでした。
ただし、この周辺は昔から外国の大使館がいくつか存在していて、またナショナル麻布というインターナショナルスーパーマーケット(下記ひだりの画像)があり、インターナショナルスクールがあるといった国際的な要素がありながら、有栖川宮記念公園(下記みぎの画像)や皇族の方々が会員でもある東京ローンテニスクラブなど歴史と伝統のある独特の雰囲気をもった場所でした。

帰りすがりに有栖川宮記念公園の中を通ると都心とは思えないような鬱蒼とした木々と、川のせせらぎの中散歩をしている外国人親子がいたりして何とも言えない情緒に浸ることができました。

ということで、「いつかは麻布に住んでみたい」と思いが多少なりともあったのですが、それから時が流れて40年以上経過したのですが思いを叶えるには至りませんでした。
そこで今回バーチャルオフィスの場所を決めるにあたっては、迷いなく麻布十番を選択をした次第です。

ちなみに下記の地図を見ると分かるように、有栖川宮記念公園から半径300メートルの範囲に、10の国の大使館があります。
昔はこれほどまでに多くはありませんでしたが随分と様変わりしました。

是非一度訪ねてみては如何でしょうか?
麻布十番には、いま話題のおいしいパン屋さん乃が美や老舗のたい焼き屋さんなどがあります。